ただ生活しているだけでも、 逃げ出したくなるようなことは誰にでもあるでしょう。
それが新しいことを始めようとしたり、何か重大な決断をしたり、 大きな責任を科せられる、といったことなら、なおさらです。
いわゆるマリッジブルーなどはその最たるものではないでしょうか。 実はこれと似たことが、アーティストにはとても多いのです。
例えば、所属や移籍、イベントへの参加、 そしてCDの発売が決まったとき、などなど。
いっそのこと逃げ出してしまえば楽なのは間違いありません。 ですが、一度、逃げ癖がついてしまうと、 ちょっとのことで逃げ出すことを考えてしまう人になってしまいます。
こうした負の連鎖を自分の人生から立ち切るためには、 とにかく「逃げる」という選択肢を徹底して排除するしかありません。
逃げずに立ち向かうのは、とても勇気のいることです。 でも、果敢にチャレンジして得られるものは、とても大きいと思うのです。
最近の私のチャレンジでは結婚式のスピーチでしょうか。 これは私的には一大決心でしたが、逃げずに立ち向かったことで、 ここでも自分の限界をひとつ越えたと実感することができました。