永森まこと

歌詞

「雨奏鳴曲」
ぽつり　ぽつり
落ちる　雨の音
小さな声で　囁くように
時間を　奏でる

孤独を感じる　寂しい朝
うるさいほどに　聞こえる雨音
だんだんなぐさめに　聞こえるのは
なぜだろう
車の音も　鳥のさえずりも
雨に　溶けこんで
ひとつに　なっている
だからかな
ずっと聞いていてても
飽きないんだ

ぽつり　ぽつり
落ちる　雨の音
きれいな声は　空から降る
粒の音楽

そのやさしい音色は　静寂をつくりだす
耳をかたむけると　落ち着くのは
なぜだろう
人の声も　木のざわめきも
雨に　溶けこんで
ひとつに　なっている
だからかな
ずっと聞いていてたら
あたたかい

ぽつり　ぽつり
落ちる　雨の音
その美しい声は　天上の
贈りものかな

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