あくまのささやき

うまくいかないとき、非難をあびたとき、否定されたとき、
そうして心が不安に支配されてしまったときなどは、
ネガティブな言葉が心に届きやすくなることがあります。

まさに、あくまのささやきです。

そして自分を見失っているときは
暗示にもかかりやすくなるでしょう。
人から言われたことが、
あたかも自分で考えてだした決断であるかのように。

でもですね、まずは自分を信じなくて何を信じろと言うのでしょう。
それまでのやり方が間違っていたなんて簡単に決めつけていたら、
すぐに結果の出る小さな成功しか得られなくなってしまいます。

交錯する「助言」にも惑わされない強い信念は、
不安や迷いで頭がいっぱいのときにこそ必要なのであって、
そうでなければ信念の意味がありません。

揺るぎない信念は人と人の信頼関係をより深くし、
何人たりとも引き裂けない強い絆を育みます。

一度この人と組むと決めたら覚悟を決めて、
あとは、とことん信念を貫くのみです。