知らない女の子

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先日、スタジオに行く前。

知らない女の子に出会った。
彼女は自分から小学校一年生だと教えてくれた。

『お姉ちゃん、子供いる?』

子供特有の明るく綺麗な声が、
まだずっと耳に残ってる。

『まだいないよ?なんで?』

そう聞くと、

『だって、女の人って子供産むじゃん!』

そう、少し生意気そうな顔で笑ってた。

『へー。そうなんだー。でも私はまだだよ!』

そう返して、しばらくただ訳もなく2人で笑って、

『うーんと…じゃあねー。そろそろばいばーい…しなきゃ。』

寂しそうに笑って手を振ってくれた。
そう言ったのに、まだ帰りたくなさそう。
ずっと手を振ったままで。

『じゃあ…ほんとにばいばーい…!』

3回目くらいの『ばいばーい』でやっと走って行った。

ただ、それだけの会話。
それだけの出来事。

なのに、物凄く胸を刺されるような気持ちになった。

子供たちはいつも大事な心を教えてくれる。

ただ、真っ直ぐな心で。

成長ってなんだろう?
歳を重ねるってなんだろう?

そんな気持ちのまま、、、
新曲が完成しました。

もうすぐ春。

いまの自分ともう一度、深く向き合おうと思った。

また、あの女の子に会いたいな!yuyumi