残念賞は残念なんかじゃない

私は何か得になることを探すよりも、
周りから誰かを応援している方が居心地が良いのです。

たぶん、多くの人が欲しがったり、
時には奪い合いになってしまうようなものも、
私にとってはそれほど重要なものではないからかもしれません。

むしろ福引きの残念賞としてもらったものが、
たとえ実用としてはたいした役に立たないものだったとしても、
それが人と人をつないでくれたり、
思い出を作ってくれたならば、
それはどんなものよりも私にとっては大切なものなのです。

ネミューには(私を含めて)、
ちょっと人とは違った人生を歩いてきている人が多い。
いや、ネミューだけではなく、
私の周りにいる人のほとんどと言っても良いくらい。

そのかわり人と違う道で拾った宝物を
みんなひとつずつ持っている。

私の周りにそんな人が多いのも、
私が人のルックスやステータスよりも、
そんな宝物を持っている人に惹かれて
近づいていくからなのかもしれません。