‘メッセージ’ カテゴリーのアーカイブ

私がロウフルでないことの証明

2011年4月4日 月曜日

考えの違う人たちを非難したり対立したりする活動でないかぎり、
私も動物たちのことを考えている人たちを応援したいとは思っています。

私は一軒家で育ったので、
子どもの頃はあちこちで捨て猫を拾ってきては
家族で里親を見つけたり、
引っ越す友だちが捨てそうになっていた成犬を、
引き取って飼っていたこともあります。

だいぶ前にインターネットを使っての
犬や猫の里親さがしもやったことがありました。
驚くほどたくさんの人が手を挙げてくれて、
インターネットの向う側に大勢のやさしさを感じたものです。

今ではペットの里親をさがしているサイトはたくさんあります。
リアルとネット、人の層はきっと違うと思うので、
どちらもそれぞれに必要とされていることでしょう。

……

日本人にとっては中国で犬が食べられていることを理解できないように、
イスラム教の人々には日本人がブタを食べることを理解できないでしょうし、
ヒンズー教の人々には日本人がウシを食べることを理解できないでしょう。

もし日本に犬をペットとして飼う習慣がなく、
スーパーにしか並んでいなかったとしたら、
中国で犬が食べられているという話を聞いても、
きっと驚きもしないはずです。

何が言いたいかというと人の常識なんてものは、
たいてい今までの経験によるものであって、
もしかしたら自分が今、許せないと思っている側に
なっていたかもしれないということです。

病に苦しんでいる人を救うのが
一番たいせつだと思っている人もいるし、
たとえそれをあきらめても
動物を実験から救うのが一番たいせつと思う人もいます。
それはそれぞれの優しさです。

ひとつの正義しかない世の中より、
意見の違う人どうしが、お互いを理解し、尊重し、認め合う、
そんなふうに、色々な考えの人たちが仲良く暮らせる社会が、
私はいいなぁと思います。

運命共同体

2011年4月2日 土曜日

ペットが人の社会で家族として生きている以上、
人とペットは運命共同体です。

つまりは人の生活を救うということは、
ペットの生活を救うということでもありますし、
人の生活を救えなければ、
ペットの不幸も次から次へと増えるばかりです。

誰もが納得のいく解決策なんてものが
果たしてあるのかどうかはわかりませんが、
いろいろな人たちが自分なりの考えでそれぞれ行動していけば、
そのうちのどれかの行動がいつか実を結ぶかもしれませんね。

犬も猫も人との暮らしに幸せを感じる動物です。
こころのある動物です。
ウシやウマやブタにだって、こころはあります。

ペット禁止の家に住み、自分の時間もお金もない私ですが、
人と動物が共に幸せに暮らせる社会のために、
私にもできることがないわけではありません。

でもそれにはとても長い時間がかかります。
10年かかるかもしれないし20年かかるかもしれない。
けれどもひとつ確かなことは、
10年後も20年後も私はあきらめてはいないということです。

付け加えるならば10年も続けられないようなことならば、
それはたいして大事なことではないということです。

……

人とペットが運命共同体であるように、
自然と人もまた運命共同体です。

目を向けなければならないものは、
ほかにもいろいろありそうです。

テーマは「こころ」

2011年4月2日 土曜日

私の価値観で最も尊いものは「こころ」であり、
そして、それを有する「命」です。
私にとって幸せの鍵はそこにしかないと思えるのです。

私は自他ともに認める動物好きですし、
もちろん捨て犬や捨て猫の悲しいさだめや、
ファーがどのように作られるのかも知っていました。

これについてはあまりにもいろいろありすぎて、
このブログの記事でとうてい書ききれるものではないのですが、
誤解されるだろうなという覚悟のもとに出す結論としては、
犬や猫を捨てる人や、毛皮やファーを身につけている人を、
どうしても責める気にはなれないのです。

ここだけ書くと、まるで動物虐待を肯定しているかのようですが、
決してそんな気持ちはありません。

けれど、犬や猫を捨てるのを説得してやめさせたりしても、
最終的には結局、誰も救われないんじゃないかと思うのです。

正常な判断のできる、衣食足りている状態なら、
どんな事情があっても、と、みんなそう思うはずです。

でもその事情が深刻なほど、
他の人には容易に理解できるものではないと思うのです。

例えば、その事情のために、
自ら命を絶とうとしているほど追い詰められている人だっています。

家族を守るために、その家族からも激しく非難されながらも、
ひとりで鬼にならなくてはならない人だっているかもしれません。

……

平本ゆかが、高橋源一郎さんののツイッターを紹介していました。
いつもは大丈夫だろうかとハラハラドキドキですが、
ここぞというときには本当に良い仕事をしてくれるアシスタントです。
http://www.nemyu.com/yuka/archives/352

私たちは今すぐ何かをするためにはまだまだ力が足りません。
けれど10年先に何かをするために今からできることはあるはずです。
「心から心へ、温かい気持ちを伝えたい」
その理念のもとに集まった、
今のネミューのチームだからこそ、できることが。

2011年3月20日 日曜日

人は生きてるってだけで奇跡だ。
人として生きていられるってのはそれだけで幸せだ。

昨日まで元気だった人が、
とつぜんいなくなってしまうのは、
誰にとっても人ごとじゃないんだと思う。

だから目の前の人、ひとりひとりを、
大事にしていきたいと思います。
せめて生きている間は、仲良く楽しく、ね。

東北地方太平洋沖地震

2011年3月12日 土曜日

ネミューのアーティストは全国にいますので、
落ち着かない日々が続いていますが、
とりあえず福島県や茨城県のアーティストも無事な様子でした。

昨日も今日も、
被害の多かった地域のアーティストの状況を把握したいと思い、
各市町村のサイトで被害状況を調べたりしていました。
貴重なバッテリーが消耗するといけないと思い、
電話はかけませんでしたが。

皆さんも連絡の取れない人はいませんか?
携帯電話を持っている人なら、
以下から安否を確認できるかもしれません。

DOCOMO
http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi

AU
http://dengon.ezweb.ne.jp/

SOFT BANK
http://dengon.softbank.ne.jp/

WILLCOM
http://dengon.willcom-inc.com/dengon/Top.do