中学生なのに酔っ払いながら村上龍を読むなんてどうかしてる

埼玉の田舎の、主婦がたくさんいた町になぜあの日いたかというと、スーパーのレジ打ちバイトの合同面接会場だったから。

その日に、すぐに落ちました。
いやいや、スーパーのレジ打ちバイトにどうしたら落ちるんだろう。いろんなバイトを経験してきたけど、面接で落ちたのなんてあとにもさきにもあれっきりだよ。

あの日はほかにすることもなかったし、その町は、商店街にへんな食べ物もいっぱいあったし、そもそも雪国以外の地にいること自体が珍しかったし、うろうろしてたら電話がかかってきた。
狭いところだったから、私が、高校をクビになったこととか曲がりくねって聞いたんだろうなぁ。

それなのに、そんな私より全然「なんか、だめだ」とか言ってたよなぁ。 
 
 
 
 
人からすすめられて、やってみるけどうまくいかないことのひとつに、酒を飲みながら本を読む、というのがある。
中学生なのに、酔っ払いながら村上龍を読むのがすきで、春樹は嫌いで、太鼓をたたいたり歩いたりしてた、みたいなひとがいることなんて、みんな結構覚えてるんだよ。
生きてる私をなめんなよ!!